すんげブログ

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ビジョナリーカンパニーを読みながら

こんにちわ。すんげ教授です。

いま、ビジョナリーカンパニーを読んでますが、 読んではいるんですが、、、非常に読みにくい!!!!

これ。 笑っちゃうくらい読みにくい。

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

何が悲しくて年末年始にこんなの読まなきゃいけな\\\

うーっっってなりまして

ということで、

読みたくないけど読む必要がある方(どんな状況?)のために、 下記に特にインパクトに残る箇所を残しておきます。

基本理念を維持する

基本理念を原動力とし、その基本理念を「維持」するためなら どんな些細なことでも、何でもやる徹底的な姿勢が大事。

利益も求めるけど・・・理念も大事。 いやむしろ理念のほうが大事だけど利益も大事。どっちだよ

という、「二兔を追うものは一兔をも得ず」という日本古来からの“ことわざ”に、 相反することを言っています。でも、これが「ビジネス」なんですよね。

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「BHAG」(Big Hairy Audacious Goals)

「BHAG」(Big Hairy Audacious Goals) = 「社運を賭けた大胆な目標」

BHAGは常にアップデートされ続け、社内の誰もがいつでも基本理念を維持するための具体的な行動をイメージできるようになっています。

つまり、社内で醸成された基本理念の維持であり、生え抜きの社員が出世していくことがよろしいとして、育てなさいとしてます。中途採用での管理職採用はいかんぜよとしてます。

確かに、なるほど、私の周りでは、よく失敗しているのを見てきました。仕事はできるのに、社内政治がうまくいかない。社内醸成されている文化になじめないでやめていく。この光景には何度か遭遇しており、もう見飽きております。

大量のものを試して進化を促す

綿密な計画よりも、偶然や試行錯誤によってもたらされることが多い 偶然を活かす必然的な仕組みが洗練されている(これはポストイットとか、ジョンソンエンドジョンソンとか)

また、社内に不安感を生み出すのが上手いのもビジョナリー・カンパニーの特徴です。 決して現状に満足することなく、進歩せずにはいられない仕組みを作るのがよいと言っています。

喫煙所でスマホゲームしているようなお気楽サラリーマンにはドキッとするセリフですね。私はたまにやるかもしれませんが、後ろめたいから、ぎりセーフですw

まぁ簡単に要約すると、目標達成したら引き上げたり、アメと鞭を使って常にお尻を叩きなさいということでしょうか。

完全に、調教ですね。「社畜」というワードが頭に浮かぶのは私だけでしょうか・・・

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基本理念を維持し、さらに進歩する

「基本理念を維持し、進歩を促す」ために何をすればいいという正解はありません。なんでもやることです。 ですから、形にするには途方もない忍耐と努力と規律が必要で、「一貫性」を保たなければなりません。ひとつの制度、ひとつの戦略、ひとつの戦術、ひとつの仕組み、ひとつの文化規範、ひとつの象徴的な動き……そういったものを、戦略的に統合しなければならないとのことです。

これはブランディング的なことかな?

たぶんですが、「ディズニーは夢の国」といった世界観とか、もっと親しみやすいところで言うと、「ドンキの店舗レイアウトは日本全国おなじ」みたいな感じだと思います。



カリスマはいらない?

特定のカリスマ的なリーダーがトップダウンで部下に指示を与えるような組織が優れているわけではなく、むしろ権限の分散が進められており、業務上の自主性が幅広く認めているような企業が優れている。だから、ビジョナリー・カンパニーにおいては、カルトのような文化が存在していたとしても、閉鎖的にならない。そして、先ほど書いたとおり理念を管理することによって、社員同士の一貫性を維持すると同時に、自主性によって進歩を促しているとのことでした。

なるほど、ディズニーしかり、ドン・キホーテは、一歩間違うと、ドンペン君を神とする宗教のようですもんねww 店に入ると、しばらくあの曲が頭から離れません(目的がなくても、街で見かけたら、ついつい入店してしまう・・・あの感じが結構好き)

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と、話が逸れましたが、「閉鎖的にならない」「社員同士が一貫性を維持する」ということが大事としています。ディズニーで、キャストの一人が隅っこで「だり~」みたいなこと言ってたら、もう夢の国というブランドが崩壊して、アウトですもんね。





まとめ

「〜をしろ」と一方的にミッションを与えるような経営者は駄目で、こうなると部下は、上司の指示によって動くことになり、考えることをやめてしまい、インパクトのあるイノベーションが社内で起こりにくくなってしまいます。

部下に指示ではなくビジョンを与え、それを共有することによって、よりよい時計=ミッションを作ろうというのがこのビジョナリーカンパニーの本で言いたいことなのです。

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そうです表紙の絵のとおり

そして、上司や部下という関係ではなく、会社のメンバー全員が同じビジョンを共有することによって、それぞれが同じ方向を向いて前進できるようになるというメリットが生まれるとのことでした。

そして、私がこの本をまとめ終わって感じたのは、

ビジョン(基本理念)で社員を拘束して、行動範囲を制限し、 さらに常に不安を煽るような仕組みを作っておき、 そのうえで、自由に行動させることで成果を出す。

ということで、普通の動物園では、動物があまり動かないが、 旭山動物園では活き活きしているらしいというのを思い出しました。

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今日はここまで。

ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則