すんげブログ

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ブラック企業は永遠に無くならない理由(企業DNAを理解する)

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ブラック企業は永遠に無くならない理由

先日、ホワイト企業として、ワタミが特別賞を受賞したとのニュースを見た。
 
 
ホワイト企業を「社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業」と定義し、年1回の表彰を行っている。
 
とのことであるが、
何がホワイトで何がブラックなのか、よくわからなくなってきたぞ。

 
働き方改革と声を上げて、仕事をするのが生きがいだと信じ込ませ、
勤務時間外で職場を掃除したり、
家で仕事をさせたりするのがホワイトなのか。
 
残業代がしっかり出ているのに、
残業が多い企業というだけで「ブラック」なのか。
 
そもそも定義をしっかり理解して、使用している人は少ないであろう。あくまでも「カラー」のイメージだけで捉えている人が大半なのではないだろうかと思う。
 
ブラック
 

接客業というだけでブラックっぽいイメージがぬぐえない

接客業は低賃金でストレスフルだ。

クレーマーの対応もしないといけない。お客様が右を向けと言えば右を向かないといけない。必ずしもそうではないが、ほかの職種よりも、お客様本位での労働を強いられる。

 

 転職業界に身を置いていてわかるが、人気がないのは事実だ。 

 

もちろん、接客が好きで、プロとして接客をしている人も大勢いる。

 

後述するが、日本は「おもてなし」接客大国だ。 だからといって、接客に当たる人間がプロだけとは限らない。中には他に行き場が無いから、やっているという人も多いと思う。 

何もスキルのない人でもできる=安い労働力という図式で、BtoCでのブランド力のある企業であれば、低賃金でも成り立っているというのも事実である。

 

サービス業

 

低賃金がブラック企業を醸成する

良い雇用条件を提示できる会社なら能力の高い人材を雇える一方で、例えば同じ業界でも給料の安い会社には低レベルの社員やアルバイトしか集まらない。
 
結果、この前問題を起こしたドコモショップだったり、過去に問題を起こした飲食店のような店舗が生まれてしまうんだと思う。
 
 
 

残業でカバーする体質は消えない

接客に限らず、営業職も顧客から理不尽な要求を突き付けられることは、珍しいことではない。
顧客の理不尽な要求を受け入れてしまうと、今度はそれに間に合わせて、ほかの社員にも理不尽な長時間労働を強いることになる。
 
顧客から説得していけるだけの、商品力等がない会社は、「いつでも」というブラックワードを売りにするしかないのだ。
 
 

 
 

働き方改革というコトバ自体がブラックである

無理な残業抑制指示はサービス残業を助長するだけだ。
 
だから、現場はPCのログを詐称したり、打刻漏れという言い訳を利用したりする。そうすると、経営側は正確に現状とのギャップを把握できないので、問題が把握できず、問題は解決せず、そして負のループへと陥っていく。
 
 

根幹から見直す努力がなければ、改革というワードは単なるパフォーマンス

経営者はここを肝に銘じてほしい。
どうして残業しているのか、なぜ残業になっているのか。
 
ここを解決する手助けをしなければ、改革だと声を上げているだけでは、ただの夕方5時になる町内放送と同じだ。労働者は(特に残業過多となっている労働者ほど)改革に踏み出す時間が取れないのだから、当然進むわけがない。
 

ホワイトかブラックかは『企業DNA』がカギ

その企業の変えられないものが何なのか、これによってその企業が何色になるのかがわかる。
 
例えば、創業経営者などの絶対的権力者がブラック人間であり、
その者が実権をにぎっているのであれば、その企業は絶対にホワイトにはなりえない。
 
逆に、強い人間がホワイトであればその周りにはブラックは集まらない。
 
 
以上